WordPressの有料テーマ「SWELL」には、
公式が推奨しているプラグイン11個と、SWELLで使うといいプラグイン6個があります。
そして、相性が悪いプラグイン・不具合を起こす可能性があるプラグインもあるんです。
なので、プラグインを導入するときは慎重に行わないといけません。
この記事では、SWELLのプラグインについて紹介します。
まずは、SWELLの公式が推奨しているプラグイン11個の紹介です。
SWELLの公式が推奨している11個のプラグイン
SWELLの公式が推奨しているプラグインは11個あります。
・SEO SIMPLE PACK
・Highlighting Code Block
・Useful Blocks
・WP Multibyte Patch
・WP Revisions Control
・Google XML Sitemaps
・Invisible reCaptcha for WordPress
・BackWPup
・Contact Form by WPForms
・Really Simple SSL
・Wordfence Security
このプラグインは「公式が推奨している」「公式が使用している」プラグインです。
結構多いな、という印象があると思います。
これらのプラグインはどういうものなのか、を紹介していきます。
SEO SIMPLE PACK
SEO SIMPLE PACKというプラグインは、
日本向けに作られたシンプルなSEOのプラグインです。
SEO SIMPLE PACKで設定できるSEO対策は、
・titleタグ
・meta description
・meta keywords
・meta robots (no indexなどの設定)
・canonical(正規URLを伝えるためのもの)
・OGPタグ
この設定ができます。
かなり充実しているのが特徴です。
Highlighting Code Block
このプラグインは、シンタックスハイライト機能付きのコードを使えるようにするためのものです。
ブロックエディター・クラシックエディターの両方で使えますが、
推奨しているのはブロックエディターでの使用になります。
シンタックスハイライトとは、
エディター内の部分を違う色フォントで表示するものです。
Useful Blocks
このプラグインは、ブロックエディター(Gutenberg)のブロックを追加するものです。
比較ボックスや、CVボックス・アイコンボックスなどを作ることができるプラグインになっているので、
おしゃれな記事に仕上げることができます。
WP Multibyte Patch
このプラグインは、日本語化に対応させるためのものです。
WordPressは、もともと英語対象のものです。
なので、日本語が文字化けしてしまう可能性があります。
それを防ぐためのプラグインです。
WP Revisions Control
このプラグインは、記事登校前の更新データ(リビジョン)を制御するときに使うものです。
リビジョンの数はこのプラグインを入れないと制御できないため、
どんどんデータが溜まっていってしまいます。
リビジョンデータは、最新の記事より前のデータを復元するときに必要ですが、使う機会はそんなにないので、リビジョンを制御するプラグインを入れた方がいいです。
Google XML Sitemaps
このプラグインは、xmlサイトマップを作るためのものです。
「xmlサイトマップ」とは、
各ページの優先順位・最終更新日などを記述したサイトマップのことで、クローラーが回ってきたときに、クローラーが参考にするものです。
この、xmlサイトマップがあることで、投稿ページ・固定ページなどに優先順位をつけることができます。
クローラーは、そのサイトマップを参考にしてクロールを行うので、
かなり重要なものです。
Invisible reCaptcha for WordPress
このプラグインは「スパム対策」のためのものです。
お問い合わせフォームなどから送られてきたスパムを、
reCAPTCHAをお問い合わせフォームに設置してスパム対策をすることができます。
よく、「私はロボットではありません。」というのが表示されているお問い合わせフォームがありますが、それは「reCAPTCHA」を使っています。
BackWPup
このプラグインは、WordPressのデータのバックアップを取るためのものです。
自動で定期的にバックアップを取ることができるのが特徴です。
バックアップをとれるものは
・画像
・記事
・プラグイン など、です。
SWELL場合、データが消えた時のためのバックアップをとるときはこのプラグインがいいと思います。
Contact Form by WPForms
このプラグインは、お問い合わせフォームを作るためのプラグインです。
複雑な作業が必要なく、
プレビューを見ながらお問い合わせフォームを作成できることなどがポイントです。
HtmlやCSSといった専門的な知識が要らないもの特徴です。
お問い合わせフォームには「Contact Form 7」というプラグインもありますが、
そちらよりも簡単に設定できます。
Really Simple SSL
このプラグインは、WordPressをSSL化(Https化)するためのプラグインです。
SSL化されているサイトは、
http:// のところが、 https:// となります。
通常、SSL化するのに複雑な設定が必要だったりしますが、
このプラグインは一瞬でSSL化することができます。
Wordfence Security
このプラグインを簡単に紹介するなら、
「セキュリティのためのプラグイン」です。
さまざまな攻撃からサイトを守るためのプラグインです。
無料版と有料版がありますが、
無料版でも十分に使えるので問題ないと思います。
サイバー攻撃を防ぐために、
このプラグインは必ず導入しましょう!
SWELLで使うといい6個のプラグイン
次に、SWELLで「使うといい6個のプラグイン」を紹介します。
SWELLで使うといいプラグインは
・AddQuicktag
・TinyMCE Advanced
・EWWW Image Optimizer
・Broken Link Checker
・PS Auto Sitemap
・WebSub/PubSubHubbub
この6個です。
この6個のプラグインは、導入しているととても便利なものになっています。
AddQuicktag
このプラグインは、エディターに自分独自のタグを追加するものです。
例えば、独自の装飾を作ったときに、
Htmlコードをコピペするのって面倒くさいですよね。
しかし、このプラグインにhtmlコードを登録すると、
タグでコードを挿入することができるので、かなりの手間が省けます。
導入していると、とても便利です。
TinyMCE Advanced
このプラグインは、エディターの機能を拡張させるためのものです。
フォントサイズや、打消し線などさまざまな機能を追加できるので、
自分にあった機能をエディターに搭載することができます。
クラシックエディター(Disable Gutenberg)というプラグインには、
TinyMCE Advancedと同じような機能が搭載されているのでこのプラグインは、必要ないかもしれません。
EWWW Image Optimizer
画像圧縮のためのプラグインです。
このプラグインの魅力は、ただ圧縮するだけではなく、
次世代画像フォーマット「WebP(ウェッピー)」というものに圧縮することもできるので、
画像がさらに圧縮され、ページの表示速度が上がりやすくなります。
主要ブラウザは、WebPに対応しているので
画像圧縮をするときは、このプラグインを使うことをおすすめします。
Broken Link Checker
このプラグインは、リンク切れを確認するためのプラグインです。
記事の内容と、リンク切れをすべて把握することってほとんど不可能に近いですよね。
このプラグインは、リンク切れを起こした場合に
ダッシュボードとメールで知らせてくれるんです。
なので、リンク切れを起こしたときにすぐ対処することができます。
PS Auto Sitemap
このプラグインはサイトマップを作るためのプラグインです。
「xmlサイトマップ」というのは、
更新日時や優先順位を記述したサイトマップですが、
このプラグインで作るサイトマップは、
サイトの構造や、記事の一覧を表示するためのサイトマップです。
読者の方がサイトを見た時にすぐ内容を把握できるために必要です。
アドセンスの合格を目指すのなら、このプラグインは必要なのでかならず導入しましょう。
WebSub/PubSubHubbub
このプラグインは、クローラーを早めて「インデックス(記事の登録)」をしてもらうためのものです。
いくら記事を書いても、インデックスされないと意味がありません。
このプラグインは、インデックスを早めることができるので、
インデックスを早めたい方は入れておくと便利だと思います。
SWELLと機能が被っている4個のプラグイン
SWELLは、機能性がとても高いテーマです。
なので、プラグインと機能が被ってしまう場合があります。
プラグインと機能が被るのを防止するために、
「SWELLと機能が被っている4個のプラグイン」を紹介します。
この4個のプラグインは機能が被っています。
・Table of Contents Plus
・Lazy Load
・Speech bubble
・WordPress Popular Posts
では、詳しく見ていきます。
Table of Contents Plus
このプラグインは目次を作るためのプラグインです。
目次機能が搭載されていないテーマ(JINなど)はこのプラグインが必要ですが、
SWELLには目次機能が搭載されているので、
このプラグインは必要ありません。
必要ないプラグインを入れてページの表示速度を落とさないようにしましょう。
Lazy Load
このプラグインは、Lazy Load = 遅延読み込みを行うためのプラグインです。
遅延読み込みとは、画像などをスクロールと共に読み込みさせることで、
ページの表示速度を上げる機能です。
画像の遅延読み込みは、ページの表示速度を上げるのに有効な手段です。
しかし、SWELLにはLazy Loadプラグインは必要ないので、
入れないようにしましょう。
Speech bubble
吹き出しを作成するためのプラグインです。
記事を書いているときに吹き出しを使っている方多いですが、
吹き出しを使うにはそのためのプラグインが必要だったりします。
しかし、SWELLには吹き出しのプラグインが必要ありません。
このプラグインも必要ないので、入れない方がいいです。
【重要】このプラグインは、ガイドライン違反のため現在インストールできません。
WordPress Popular Posts
「Popular Posts」という名の通り、
人気記事一覧を作るためのプラグインです。
人気記事一覧を作ることで、読者が人気記事を見てくれる確率が上がる、などのメリットがあります。
SWELLには人気記事一覧などのプラグインは必要ないので、
このプラグインもいれないようにしましょう。
プラグインは多く入れるほどページの表示速度を下げます。
なので、必要ないものは省きましょう。
SWELLと相性の悪いプラグイン
最後に、SWELLと相性の悪いプラグインを紹介します。
SWELLと相性が悪いプラグインは1つ。
「Autoptimize」というプラグインです。
このプラグインは、SWELLと相性が悪いです。
なので、入れないようにしましょう。
Autoptimizeというプラグインは、
・画像の最適化・遅延読み込み
・htmlの圧縮
・Googleフォントの最適化 などです。
このプラグインは、SWELLと相性が悪いので、
不具合が発生する可能性が高くなります。
プラグインとSWELLの機能が衝突してしまい、十分な実力を発揮できなくなる可能性があります。
なので、おすすめしません。
SWELLと相性のいい・悪いプラグイン22個:まとめ
SWELLのプラグインについて紹介してきました。
SWELLと相性の悪いプラグインは5個です。
プラグインが17個、というのはかなり多いので、
公式が推奨・使用しているプラグインの中から、自分に必要なプラグインを厳選して導入しましょう。
プラグインは入れすぎるとページ速度を落とし、逆効果です。
なので、プラグインの導入は厳選を忘れずに。
SWELLと6つの有料テーマの比較はこちらの記事をご覧ください。
→ SWELLの評価と6つの有料テーマの比較をくわしく紹介!【徹底的なテーマ紹介】
コメントを書く